宇都木陽介は、天文部に所属する高校二年生。今夜も、せっせとバイトして買った新しい望遠鏡を持って、高台の公園で天体観測を楽しんでいた。 そこにふらりとあらわれたのは、白いワンピースを着た無表情な少女。幽霊かとも見まごうその少女に、陽介は見覚えがあった。 学校での様子とは月と太陽のように違う顔を持つ木ノ芽藍。 陽介の学校生活と進路が、藍によって乱されていく。 高校生のあれやこれやです。でもやっぱりちょっと変な話です。
更新:2024/3/3
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紅華は、婚約者に裏切られ失恋したばかりだというのに、父親と同じ歳の皇帝の後宮に入れと言われる。後宮に向かう紅華のもとに、皇帝が突然崩御したという報が届いた。喜んで実家に帰るつもりだった紅華は、新皇帝の妃にと言われしぶしぶそのまま後宮に残った。 二十四歳の新皇帝、晴明は、おだやかでどこまでも紅華に優しい。けれど、その弟である天明が、なぜか紅華を後宮から追い出そうとする。度重なる暗殺未遂をくぐりぬけていくうちに、紅華は天明の秘密を知ってしまった。優しい晴明と強引な天明の間で、紅華の心は揺れて…… 中華っぽい後宮ラブファンタジーです。
更新:2022/4/21
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「私が王太子妃? なんで?」 貧乏伯爵家の娘アデライードは、なぜか王太子妃候補の一人として王宮にあがることに。一ヶ月の間、執事のルースから王太子妃としてのレッスンを受けるのは三人。アディの他には、勝ち気な公爵令嬢エレオノーラ、おっとりとした男爵令嬢ポーレット。 なぜかアディばかりをいじめるルースを納得させなければ、王太子妃にはなれない。 最後に選ばれるのは? 「覚えておけ。これが、俺の匂いだ」
更新:2018/11/12
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『お嬢様。レオン様は良い方です。きっと、あなたは幸せになれます……』 ローズは、伯爵令嬢ベアトリス付きの十八歳の侍女。 そのベアトリスが、結婚式を間近に控えた朝、駆け落ちしてしまった。 あわてた伯爵は、ローズにベアトリスのふりをさせて公爵家に送り込む。 なるべく公爵家の人と顔を合わせたくないローズだが、婚約者のレオンはあの手この手で彼女の気をひこうとする。 不器用でも誠実な彼に、ローズは次第に心を開いていく。 だが、レオンにも、ローズの知らない秘密があった。 ※ベリーズカフェ、アルファポリスでも同じ話を連載しています。
更新:2019/6/16
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輝加国には、伝説があった。 強い力を持った天の龍と、その龍を封じた雨の巫女が、国の最初の礎になった、と。 璃鈴は、雨を呼ぶことのできる神族の巫女。十六歳の誕生日を迎えた日、突然、若き皇帝龍宗に望まれ後宮に入ることになる。 皇后となっても、璃鈴が雨の巫女であることは変わらない。だが、なぜかうまく雨を呼べない璃鈴に、龍宗は、巫女しか知らないはずの雨ごいの舞を手ほどきをする。 その頃後宮では、様々な陰謀が画策されていた。 ※ちょっとお転婆な璃鈴と短気で不器用な龍宗、そんな彼らを支える人々の織りなす中華後宮ラブファンタジーです。
更新:2021/1/3
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